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2016年度の「パーリィテラスGRANDPRIX」にともなって、

ファイテン美容部とのコラボ企画である

キレイをつくるプロジェクト「ファイテンきらきらセミナー2017」を振り返ってみました。

 

「ファイテンきらきらセミナー」を主催する「ファイテンキレつく部」は

どんなときでも“美しさをあきらめない”をモットーに

理想のキレイを目指す女性のための

情報発信・イベント企画・商品モニターなどを中心とした、

ファイテンとお客様のコミュニケーションサイトのこと。

 

この「キレつく部」とパーリィテラスが共同企画して

2017年度に6件の「ファイテンきらきらセミナー」を開催いたしました。

 

 

【鈴木淳子のインスタグラム講座】2016年10月16日

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若きインスタの女王・鈴木淳子さんをお招きしてインスタのコツをお話いただきました。

この講座から、インスタに目覚めた方も多かったようです。

 

 

 

【児玉博子の新春・艶肌立体メイクレッスン】2017年1月29日

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人気パーソナルメイク講師の児玉博子さんによるメイクアップレッスン。

しっかりカバーし、厚塗りに見えない艶肌の作り方を教えていただきました。

 

 

 

【野村有佐の食べてキレイになる“健美食”クッキング】2017年3月29日

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元タカラジェンヌ・「パーリィテラスGRANDPRIX」初代グランプリの

妊活料理家・食育アドバイザーの野村有佐さんの健美食セミナーを開催しました。

 

 

 

【女性護身術師おりえの護身deエクササイズ】2017年5月13日

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日本で唯1人の女性護身術師・おりえさんをお招きして

老若男女の誰もが知っておきたい護身の心得を教えていただきました。

 

 

 

【開運モテアドバイザー吉原亜美の

「絶対的強運美人になるレシピ」】2017年7月12日

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開運モテアドバイザー・吉原亜美さんによる強運体質になる習慣を身に着けるセミナーを開催。

お話を聞いて、生き方が変わった方も!

 

 

 

【パーソナルビューティスタイリスト紙本真琴の

最新トレンドファッションと靴の上手な選び方】2017年9月20日

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スタイリストとして、また雑誌『STORY』公認ブロガーとして活躍中の紙本真琴さんに

今季のトレンドやスタイリングについてレクチャーしていただきました。

 

 

 

 

この1年、きらきらセミナーを通して、

多種多様な専門知識を持った講師の先生をお招きし

キレイへのアプローチをしてまいりました。

 

受講者の方たちのキレイのクラスアップはもちろん

ライフスタイルの変化や、

あらたな目標づくりにと、

さまざまなチェンジのきっかけになっていることを期待します。

 

2018年もファイテンきらきらセミナーで

心身を磨きましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は3種類の花をテーマに選びました。

 

「藤」

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「忘れな草」

wasurenagusa.jpg

 

「鈴蘭」

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忘れなの 花に映した 恋心 

君を見上げた あの空の色

 

「忘れな草」を「忘れなの」と表現したのがなんだか雅!

忘れ名でもあるのね、きっと。

花の水色と空の色、水彩画のような綺麗な歌ですね。

 

 

 

悲しみの 涙を一人 流すのに 

ほほ笑むマリア 鈴蘭の花

 

 

幸せを象徴する鈴蘭の花ひとつひとつはまるで涙の一粒一粒。

聖母マリアの花は白百合・薔薇と言われていますが、鈴蘭もピッタリですね。

マリア様と重なって悲しくも美しい歌です。

 

 

 

 

花簾 陽射しに淡い 紫の

 未来に続く 幸せの道

 

 

藤の花を「花簾(はなすだれ)」と表現するなんて「藤」というより藤の美しさを感じます。

藤の花言葉は「あなたを歓迎します・決して離れない」

本当に未来に続く幸せの道が見えるような歌です。

 

 

 

 

いくつもの 季節がめぐり まだ今も

 胸に咲いてる わすれな草

 

いつまでもいつまでもピュアな心で咲き続ける、

そんな可愛い水色の花、忘れな草のイメージとピッタリの歌!

 

 

 

 

ゆらゆらと 風に揺れてる 君影草

 あなたと私 旅立ちの瞬間(とき)

 

不安と期待に胸膨らむ旅立ちと

君影草というすずらんの異称がぴったりだと思ったら、

ご本人は「結婚式」をイメージしたとか。

確かに結婚こそ、大きな旅立ちかもしれないですね。

作者の思いを聞く歌会の面白さを感じた作品でした!

 

 

 

 

藤色が 好きと言った あなたとの

 思い出が今 空カケメグル

「駆け巡る」を「カケメグル」としたことで少しリアリティが欠け、

4次元的?なスケールの歌になっていると思います。

漢字・ひらがな・カタカナ、文字の持つ印象が違うので

そこを意識して作ると面白いですね。

 

 

 

 

はかなさと つつましさと けなげさと

 とりとめのない ただの“あおいろ”

とっても、面白い!花を万人が好きと思ったら間違い!?

作者にとってはただの“あおいろ”。

素直でイイと思います。素敵な感性!

 

 

 

 

可憐さと 無垢な姿に 奪われて

 黒いしずくと 甘いささやき

 

黒いしずく。。。。この花(鈴蘭)には可憐な様相とは裏腹な毒がありますものね。

「だまされないわよ~」という作者の姿勢、

いろんな角度から花を感じて詠って欲しいと思います。

花は聖と俗の奇跡的な融合。

ぜひ、俗を表現して欲しいわ。

 

 

 

 

風誘い ゆれる花先 しなやかに

 空に弾ませ モーブに染める

 

「弾ませ」なんて、「藤」をよく見てるのね。

花をじっと見つめていると、いろんなこと発見します。

いろんな表情があって、感情豊かな女性と同じですね。

モーブと表現したことでロマンティックな「藤」になってるわ。

 

 

 

カタカナをつかってみたり、花の裏側をのぞいてみたり・・・・

ルールのない自由な表現、だんだん板についてきたような気がします。

これからはパターン化された言葉をあえて壊していく!みたいなことをどんどんしていきたいと思います。

美しい日本語と花の心をどんどんリンクさせて、

言葉に革命を起こして、人生にも革命を起こす、

そんな歌会目指します!

 

(飛鳥瑠璃)

 

 

 

今回からスタートした「美しい日本語」コーナー。

今月は、「色」について、様々な表現があることを学びました。

ペイザージュ 

古都の桜に 

あこがれて 

君がほほえむ 

夢を見ている

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咲くことを忘れずに一生懸命生きていれば、年を重ねるほどに美しい花を咲かせられる。

桜の花びらが静かに舞い散る中「あなたも頑張りなさいよ」って穏やかな優しい声が聞こえたような気がしました。

※  ペイザージュ・・・原風景

 

 

 

 

花冷えの 

春待坂で 

君を待つ 

夢の続きを 

始めるために 

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桜の花が咲く頃の冷え込みを花冷えといいます。

暖かさへの期待を裏切られた感情を伴う反面、

この頃は陽気が変わりやすい自然の摂理を雅語で納得しようという気持ちも隠されているようです。

人の気持ちもまたしかり、あなたを待っているドキドキと期待にあふれた今の気持ちを大切に・・・・

 

 

 

◆以上、瑠璃先生の歌2首をご紹介しました。

次からが参加者さんの作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

片恋の 心ほどけて 高瀬川 告げてみようか 花散る桜

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告げてみようか・・・告白してみようかな、ふとそんな気持ちにさせる、

桜にはそんな魔法の力もありそうですね。高瀬川がより美しいイメージに☆

 

 

 

 

 

 

花霞 光る川面に 浮き桜 流れ流れて 恋の行く末

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川面流れる桜の花びら、恋の行く末・・・光る川面だからきっとハッピーエンド。

「花霞」「浮き桜」美しい日本語も光ってます。

 

 

 

 

 

 

ポックリで 歩く姿も はんなりと 祇園白川 桜のかんざし

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咲いている桜ではなくてかんざしの桜・・・詠んだ対象は芸子さん、

でも京都いっぱいの春がしっかり見えます。

 

 

 

 

 

 

ha コーヒーを 飲んでいこうと 誘われて それがはじまり 哲学の道

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桜の美しい哲学の道、ドキドキと初々しい歌です。自然体でいい歌だなと思います。

「哲学の道」のキャッチコピーにしたいぐらい素敵な歌!

 

 

 

 

 

 

 早すぎた 花の夢跡 あまりにも 短い春か 幼き恋は

chirusakura

若い恋の性急さと短い花の命が重なって、桜は幼い恋のイメージなんですね。なるほど・・・・

 

 

 

 

 

 

aiko夜桜の 花枝揺らす 春風は 神の力か 動き出す恋

sakura-20

個人的には好きな歌の一つ。

桜に神の息吹が吹き込まれたら、いろんなことが動き出しそう。

夜桜はそれだけでも妖艶な魅力がありますものね。

 

 

 

 

 

 

 待ち受けの 満開の桜 お守りに 心にいつも 君の笑顔

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素直でピュアでほほえましい!いとしい人の笑顔はまさしく満開の桜パワーなんですね。

この歌、ぜひ恋人に(大切な人に)プレゼントしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

過ぎし日の 涙の桜 消していく 幸せの時 満開の春

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過去が自分を追いかけてくるんじゃなくて、追いかけているのはいつだって自分のほう。

満開の春を迎えたら、過去さえ幸せに塗り替えられる。いい歌です!

 

 

 

 

 

 

aikoまだ遠い 春を待たずに 狂い咲く 何を語るか 桜一輪

ichirinn

時を待てずに咲く桜、いろんな想いがありそうです。

桜という花にはちょっと狂気も感じます。一輪ていうのがまた怖い・・・・

 

 

 

 

 

 

 今もなお 鮮やかに咲く 薄紅は 戻らぬ恋か 遠い日の春

sakura-9

時がたっても色あせない想いってありますね。

戻らぬ恋、薄紅色なら幸せです。

 

 

 

 

 

 

はらはらと 心まどわす あの桜 いつか気づいて 私の桜に

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毎回可愛らしい歌で、思わず笑っちゃいます(失礼!)

でも、Fさんの歌にみんなホッとしてるはず☆

 

 

 

 

 

 

桜舞う 空を見るふり してみては いつも目で追う あなたの姿

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このうたも可愛い!少女コミックの主人公が浮かびます。

桜舞い散るイメージは切なかったり妖艶だったり・・・・

でもこの歌を読むとずっと舞っていてほしくなります^^

 

 

 

 

 

 

月あかり 優しくてらす 薄紅色 そっと重なる 二人の影

tsukiakari

そっと重なる2人の歴史は浅いのか深いのか・・・・

薄紅色だからこれから始まる恋なのかな・・・・

年を重ねてまた同じ場面を迎えられたら素敵ですね。

 

 

 

 

 

 

指先で 冷たい鼓動 耳すませ 宴はじまり 薄紅を噛む

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桜の花びらを噛む人はあまりいないかもしれません。

ゆえに、とても個性のある歌になってます。

ちょっと怖い宴のはじまり・・・・Mさんの歌の変なドキドキ感が癖になりそう!

 

 

 

 

 

 

四季数え 独り遊びに 飽き飽きと 微かな鼓動 我が身あずける

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桜は出てきませんが、説明を聞いて納得。

毎回テイストが他の方とだいぶ違いますが、強烈な個性となっていて今後が楽しみです!

 

 

 

 

 

 

灰色を 浅ましい姿 百色に つつましさ見え 皆の気も引く

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言葉の選び方がいじわる?

で物事を反対側から見てやろうという感性がいつもお花に新しい命を与えているようです。

桜・・・浅ましい  いいですね☆

 

 

 

 

◆恒例の参加者での人気投票の結果は下記のとおりです。

aikoいちばん人気(3票) ha2番人気(2票)

 

 

 

 

昨年4月「桜」で始まった歌会が1周し、今年はたくさんの桜が咲きました。

自由に表現していく中で、新しい自分を発見したり、再確認したり・・・・

作った歌の感想をたくさん聞けることが、単純に楽しいということもあるかもしれません。

自分で作った歌を披露するのって最初はちょっと恥ずかしい・・・・

でも、それも最初の1首でクリア。

自由に表現するって自分も他人も楽しませる遊びです!

今回もこころに響く歌がいっぱい生まれました。

みんなの作品集作らなくちゃ!

 

 

◆5月のテーマは「忘れな草」「すずらん」「藤」です。

風薫る季節、新緑の季節。

温かい季節になりいろんな花が咲く季節ではありますが、

「この花は5月!」とみなさんが共通して感じる花が少ない月でもあるような気がします。

(日本ではカーネーションかな)

次回は「忘れな草」「すずらん」「「藤」の中からそれぞれが好きな花を2つまたは3つ選んで作ります。

それぞれの花にまつわるエピソードや伝説を紐解きながら、5月も楽しい時間を過ごしましょう!

 

 

 

 次回開催

「飛鳥瑠璃の世界・落花流水太茫々」

"ルールのない歌会"

 

日時:5月12日(日)11:30~

場所:ハンバーガーショップ「ココチ」

田園都市線「藤が丘駅」徒歩1分

ルールのない瑠璃の歌会 第7回 テーマ「椿」 

 

 

 

tsubaki-3

 

 

 

 

 

初春に 

素肌にまとう 

薄絹は 

あなたが染めた 

想紅 

 

 

『想紅』は1月の誕生色、椿の深い紅色のこと。日本が原産地の椿は「東洋の薔薇」と呼ばれたそうです。

いつの日か椿のような気品と情熱をまといたい・・・・

 

 

 

tsubaki

 

 

 

闇を裂き 

あなたの声が 

今届く 

見えない絆 

艶葉木(つやばき)の春 

 

 

艶葉木・・・・葉に艶がある、が名前の由来。椿のこと。椿には「春に花を咲かせる神木」の意味があります。

 

 

 

tsubaki-15

 

 

 

花椿 

深く挿してと 

言ったのに 

素肌をすべる 

恋のぬけがら 

 

 

椿のお花は少しの摩擦でも痛むので、触れないように・・・・

花言葉は「私の運命は君のもの」

実際、花の重みで挿しづらい花です・・・・

 

 

 

tsubaki-12

 

 

空の色 

椿の色と 

君の色 

奇跡を起こす 

人生の色  

 

 

ヨーロッパでは高級娼婦を象徴する花

日本では神木

椿はパワーを感じる花です。

花言葉は「完全な愛」「完璧な魅力」赤い椿は「わが運命は君の掌中にあり」

(瑠璃)

 

 

 

ここからは、今回の歌会で参加者さんがつくられた短歌です。

※赤字は、参加者たちの間で行われた人気投票の結果です。

 

 

tsubaki-16

 

花椿

仰ぎみるたび

鮮やかに

今降りてくる

神の福音

 

日本では神木である椿の力強さと華やかさを感じます。

新春のおめでたい歌になってますね。ほんとに福音が鳴り響きそう。

 

 

 

tsubaki-5

 

 花好きな

彼の手の中

寒椿

生まれかわって

花になりたい

 

いろんな椿があるけれど「寒椿」と表現したところが切なさが伝わってきます。

「花好き」ね~。色あせない寒椿は他の花に負けませんよ。

(2票)

 

 

 

 

tsubaki-17

 

カメリアの

姫に捧げる

花椿

今高らかに

乾杯の歌

 

オペラ「椿姫」の一幕が浮かんでくるようなゴージャスな歌。

1年を占う新春の歌と受け取れば輝かしい希望に満ちた年明けを感じられて素敵です。

 

 

 

 

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遠くから

あなたの姿

ながめるは

届かぬ想い

大きくふくらむ

 

「椿」という言葉は出てこないけど、大きくふくらむ想いと大輪の椿が重なります。

八重の椿かピンクの椿か・・・・受け取る人によっていろんな椿がありそうですね。

花は女性の魂ですね。

 

 

 

 

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獅子頭

あなたの頭は

石頭

それでもいいの

あなただから

 

獅子頭!石頭!何度読んでも笑いが止まりません。

新境地!しょうがないですよね、惚れた弱み。

今年はこんな新婚生活が待っているでしょうか?楽しみですね。

 

 

 

 

tsubaki-13

 

 冬を越え

トビラを開けて

ヒカリ浴び

愛を捧げる

私のカメリア

 

カメリアと椿では印象が全く違いますね。

大輪の豪華なカメリア、厳しい冬を越えたからこその威厳がありそうです。

荘厳な愛を感じますけど、個人的な愛かしら?

 

 

 

 

tsubaki-19

 

 花椿

恋の枝木を

離れても

なお色褪せぬ

想紅

 

とっても綺麗な歌ですね。切なくて美しくて個人的には好きな歌です。

思わずつぶやいてしまいそう。赤い椿の色を表した「想紅」も綺麗な日本語です。

(2票)

 

 

 

 

tsubaki-11

 

 白きにも

紅き花にも

なりきれず

とまどいに咲く

斑椿よ

 

「斑椿」はあまり詠われないかも。いいですね~、斑椿の気持ちわかります!

優柔不断は好きじゃないけど、戸惑う女性は魅力的。

(2票)

 

 

 

 

tsubaki-18

 

初春に

祈る乙女の

魔除け花

恋の行方は

神のみぞ知る

 

初春にふさわしい神木「椿」、恋の行方すらすでにお見通しなのかもしれませんね。

なるほど、乙女に必要な魔除け花かも。

 

 

 

 

tsubaki-8

 

黒髪に

純みつ濃みつ

露搾り

芯から深く

艶を絶やさず

 

黒髪に赤い椿?なんだか面白い歌ですね、リズムがあって軽快な歌、楽しいからいいかな。

 

 

 

 

tsubaki-9

 

木に赤い

かんざし差して

春を待つ

時は哀しく

水面染めてく

 

赤い椿をかんざしに見立てたところが、私の中では大ヒット!

ずいぶん長い間来ぬ人を待っているのね、一途で意思のある女性が浮かびます。

(瑠璃BEST選・他3票)

 

 

 

tsubaki-bag

 

 シリーズ化

期待コチラで

椿ゴメン!!

やっぱり私は

"福山雅春"

 

こちらは毎度の福山雅治、雅治を雅春にしたから許してねって感じ!?

 

 

 

 

今回も秀作がずらりです!

回を重ねてそれぞれの個性も際立ってきました。本当にみなさん、歌作り初めてなのでしょうか?

思わぬ才能開花ですね。すでに、私の楽しみになってます。

椿はヨーロッパでは娼婦、日本では神木とイメージがだいぶ違いますが、そのぶんいろんな椿の花が咲きました。

花は女性の魂が具現化したものだという詩がありますが、今回も椿がいろんな女性の思いを語ってくれました。

みなさんの歌、このまま寸評するだけじゃもったいない!

今年はお披露目の場企画したいと思います。(瑠璃)

 

 

 

 

 

 

 

 

◆  次回2月のテーマは「アネモネ」です。

アネモネはアドニスの血から咲いた花だと言われています。

アフロディーテ(ビーナス)が美しい青年アドニスの虜になってしまい、

それに嫉妬したアフロディーテの恋人が猪に姿を変えて、

アドニスの股間を突き刺して殺したというギリシア神話です。

 

アネモネは、ギリシア語のアネモス(風)からきた語で、

西風によってはじめて赤い唇を開く花、という意味ですが、

花びらのつきが弱く、ほんのちょっとした風でも散ってしまうところから、この名がついたともいわれています。

イギリスでは「風の花」、ドイツでも「小さな風の薔薇」と呼ばれています。

 

次回の「ルールのない歌会」は

3月3日(日)に、田園都市線「藤が丘」駅徒歩3分

ハンバーガーショップ「ココチ」で開催いたします。

まずは、瑠璃先生のお手本からご紹介します。

 

 

シクラメン 

ごめんなさいと 

告げながら 

ただゆっくりと 

傾いていく 

shi-4

 

 

だんだんと色あせ、力を失っていく、まるでスローモーションのように・・・・

枯らしてしまったのは僕なのに

 

ヨーロッパでは根をほぐして思いを寄せている人に飲ませると、思いが通じると信じられていました。

「修道女の花」「聖母の心臓」など多くの別名があります。

花言葉は「切ない私の愛を受け取って」

 

 

 

ブルマージュ 

頬染めながら 

うつむいて 

一回きりの 

あなたとわたし

 shi-3 

 

ブルマージュは白にピンクが混ざったシクラメンです。

花言葉は「内気・はにかみ」

 

一夜限りという意味じゃないですよ。たとえ何度生まれ変わったとしても"瑠璃"としての人生は一回だけ、あなたもね!

だからとても大切なの・・・・って歌です☆

 

 

 

 

 

柔らかな 

日差しの中で 

シクラメン 

淡く儚い 

幸せの時間(とき)

 shi-5 

 

 

ずっとずっとこのままで・・・・と思うけど、恋に限らず物事には賞味期限があるようで・・・・

せめてこの瞬間の幸せを忘れないように抱きしめていたいです。

 

 

 

shi-2

花艶然(えんぜん)と 

鏡に映る 

赤い花

無になることを 

今日も邪魔する 

 

 

いろんな意味でシンプルになるのは難しいわ・・・・

そういえばシクラメンの花言葉には「嫉妬」というのもありました。

 

 

 

 

ここからは、今回の参加者さんたちの作品。

が瑠璃さん選。

は参加者選。

 

 

shi-7

 

① 貴婦人の 絹の素肌のなめらかさ 白い花弁はあなたを待つから

※  とろりとしたシクラメンの白い色は確かに高級感がありますね。あなた色に染まるため

に手をかけられた上質な肌が浮かびます。色っぽい歌ですね!

 

② シクラメン 白い雪路に灯がともり 甘いジョークをささやいてみる

※  このシクラメンは赤かしら、ピンクかしら?甘いジョークをささやく2人の関係の深さ

によって、白い雪路に咲く花が違ってきそう、紫かもね。経験知によって浮かぶ絵が違う、楽しい歌!

 

③ うつむいて そっと背中に頬うずめ そんな夢みる真白きつぼみ

※  うつむいているように咲く白いシクラメン、確かにまだ何ものにも染まらない少女のよ

うに清潔、つぼみはなおさら。可愛い歌ですね。

 

④ 恋を断つ つもりでいたのあなたとは だって私は修道女の花

※  「修道女の花」という別名をもつシクラメン。歌に花言葉を取り入れて、イメージぴったりの歌が出来ました。個人的には好きな歌です。

 

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⑤ シクラメン 団欒の灯と笑う君 想いを馳せる冬空の下

※  寒く色のない冬に、幸せの灯をともすようなシクラメンの赤い色。「マッチ売りの少女」を思い出しました。

誰かが、トレンチコートの襟を立てた男の人が浮かぶって言ってましたが、映画のワンシーンのような歌ですね。素敵!

 

⑥ シクラメン 今は誰かの家の中 なお潤いの花を咲かせる

※  「これは男性にしか詠めない歌だよね~」と感想が盛り上がった作品。なるほど、過ぎ去った恋に対しての優しさを感じます。と同時に切ない・・・・

 

⑦ シクラメン 聖夜の街にとりどりの 色の数だけ恋が花咲く

※  シクラメン、実はいろんな色があります。お花のことよく知ってるのね。聖夜もイメージだし。

でも、「修道女の花」「聖母の心臓」という別名が頭にあると出てこない歌かも。個人的にはちょっと新鮮なシクラメンでした。

 

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⑧ 12月 赤い競演睨み合い まことしやかに心隠して

※  この時期ポインセチアとシクラメン。睨み合いとは面白い、本音を隠した女の競演でしょうか。

なんかリアリティーがあって心に残る歌です。

 

⑨ 幼き日の 記憶辿った12月 「シクラメン」とは母のときめき?

※  下の句がいいな~。お部屋に飾られたシクラメンで心華やぐ母。ちょっと贅沢しちゃったような、幸せの象徴ですね。

誰かが思い出してくれるとき、重ねてくれる花があると素敵。「この花を見るとあなたを思い出す」花とのそんな関係理想です。

 

⑩ ゴメンなさい・・・拾えぬ言葉「シクラメン」 ビタミン代わりに福山雅治

※  前回に続いての「福山雅治」!「シクラメン」のテーマでは何も浮かばなかったんですね。

言葉が拾えないときは「福山雅治」でいいと思います!楽しい歌です。楽しいってすべての原点!

 

shi-8

 

⑪ シクラメン またあの季節想い出す 香り豊かに私を包む

※  毎年思い出されるのは、香り豊かな思い出なんですね。思い出はお金じゃ買えない、

幸せですね。これからは甘美な思い出作りも頑張って!?

 

⑫ ゆっくりと 動き始めた恋心 あなたを想う幸せな時間(とき)

※  そんな時間が一番幸せなのかな。想像力には翼があるし。ゆっくり、ゆっくり思いを熟成させてください。こちらまで幸せになる歌です。

 

⑬ 切なくて 言葉に出来ぬこの想い 薄紅色にほほ染めながら

※自分の言葉が自分の心を裏切ってしまうような、うまく伝えきれない、恋はそんな貴重な体験も出来る、言霊を超える体験、

だから愛って凄いのかな。薄紅色が色っぽくていいわ☆

 

 

 

◆  全体を通しての感想

フランス語で花(fleur)と涙(pleur)はほんの一字しか違いません。花は苦しく切ない思いを秘めた明るく美しい存在。

フランスの詩人マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールは花は女性の純粋な魂が具現化したものだと言っています。

今回、私は花に恋を語らせることにこだわって、純粋な女性たちの心の中のものを白日のもとにさらしたい!?と思っているのですが毎回素敵な短歌が生まれて驚いてます。

パリスタイルのフラワーアレンジメントを教えていた時に作った花の歌たちは私の中ではシャンソン。

みなさんの歌、曲に乗せて朗読する、そんなライブが出来たらいいなと思います。

個人的には以前経験あるのでぜひ実現させたいです。

そういう意味でも、素敵なライブになりそうな短歌ばかりで今回も大満足でした。

 

 

来月のテーマは「椿」

ヨーロッパでは高級娼婦の花。日本では神木です。

イメージは無限大ですね。

2013年新春「ルールのない瑠璃の歌会」楽しみにしています。

飛鳥瑠璃

最初に、先生のお手本和歌とともに、月をテーマに詠むときのヒントを教えていただきました。

 

 

moon-22情熱の 

アジアの花よ 

運命の 

鎧を外し 

月を飲み込む 

 

 

 

インドに「黄金の千年王国」を築いたチャンドラという王がいます。

チャンドラは月という意味で、王妃が月夜の晩に湖に映った月を飲み込んだ時に生まれたからだと言われています。

王は月と人の愛を経済の中心に置き、都は一千年続きました。

アジアの女性って、内に秘めた情熱と、人を愛するときになにか覚悟を決めるみたいな強さを感じます・・・・昔のことですか?

 

 

 

 

moon-26月の花 

運命さえも 

君の中 

夢見の石に 

愛をひもとく 

 

古代インドでは、満月の夜には人妻と若者の外出禁止令が出されました。

満月の力によって、人妻と若者の間に許されぬ愛が芽生えてしまうことを権力者達が恐れたからだそうです。

現代は満月の夜に殺人、交通事故が激増するというデーターもあるそうです。

月には狼男、古占星術、出産、精神病など、古代から現代にいたるまでさまざまなミステリー・伝説があります。

そんな月をひたすら愛でる日本人はシュメール人にも劣らない"月の民"かもしれませんね。

※シュメール人・・・古代メソポタミアの民族。月が人間の本質(ヒューマンビーイング)そのものを決定する力を秘めていることを知っていたといわれている。

 

 

 

 

moon-27太陽と 

月に魅せられ 

夢合わせ 

ためらっている 

私は夜明け 

 

 

 

 

明るく暖かい太陽、優しく癒してくれる月・・・・決められません!

そんな時は夢を合わせて・・・・なかなか明けない空のように、しばらくまどろんでしまいましょうか・・・・

夜と朝の間で????

※夢合わせ・・・・見た夢を考え合わせて吉凶を判断すること

 

 

 

 

 

 

moon-14花びらに 

埋もれて眠る 

月の夜は 

出会えた奇跡 

ただ抱きしめている

 

 

 

「人生とは出会いであり、その出会いには一定の限られた人しか招かれていない」

カロッサ(ドイツ・小説家)

 

「月」とだけ言えば、俳句の世界では秋の季語。

歌に詠まれている月は、ほとんどが欠けたお月様です。

「三日月」「十六夜」「上弦の月」「立待月」「片見月」・・・・

日本には欠けたお月様の呼び名が30種類以上あります。

欠けるからこそ、魅力的なのは月も人も同じですね。

 

◆  欠けゆく月の名・・・十五夜の次の日はためらうように出てくる十六夜。

十七夜の月が立って待ってるうちに出てくる立待月(たちまちづき)。十八日の月は居待月、こうなると座って待ちます。

十九日は寝待月。遅いので寝ながら待ちます。二十日は更待月。夜も更けてから出てくるので・・・欠けゆく月に思いを投影してみてください。

◆  月の真澄鏡(ますかがみ)・・・自分の姿を映す鏡ではなくて、心を映す鏡

◆  二日月(ふつかづき)・・・新月の次の日、眉より細い月。今にも消えてしまいそうに頼りない月。

◆  片見月(かたみづき)・・・十三夜、これから満ちようとする月。

◆ 有明の月・・・有明とは月がまだ残っているのに明けていく空のこと。

すっかり陰が薄くなって、透けて見えそうなほど儚い有明の月は、切ない恋の想いをいっそうかきたてるものとして、よく和歌に詠まれています。

 

 

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では、ここからは、参加者さんたちの作品です。

 

 

タージ・マハル 月の雫か 幻か 風にたゆたう シタールの音だよ

※  ~だよ と終わらせたところが、遠い異国のインドをなんだか身近に感じさせます。

シタールの音色やインドのにおいがただよってきそう、タイムトリップです!

 

 

おぼろ月 あなたの面影 まぼろしを はかない想い 眠れない夜

※おぼろ月 面影 まぼろし・・・とれだけ儚いんでしょう!でも、誰かのことを想って眠れない日々が持てるって幸せですね。そういう想い大好きです。

 

 

 

③しくしくと 下腹部疼く 痛みさえ 月に一度の 女の奇跡

※  確かに女の奇跡!月をテーマに・・・・で、ここに繋げるとは!思考回路がみんな違うのが面白い!リアルでいい!

 

 

もう二度と 会うことのない あの人の 暮らす空にも 同じこの月

※  「もう会うことのない」と言いきっているところが、切なさ倍増です。多かれ少なかれ似たような経験を誰でもしているのでは・・・・多くの人の共感を呼びそうな歌です。

 

 

⑤輪廻って 信じるかいって あなた言う ガンジス河の 月夜の火祭り

※  「信じるかい?」会話調がより世界をロマンティクにしています。美しい映像が浮かびますね、素敵!

 

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⑥ただひとり 私を照らす 月明り 心の中まで 優しく包む

※ほんわか、ひとりのときも繋がっているのね。いろんな人(もの)と。ワンネス!幸せオーラいっぱいの歌です。

 

 

⑦「月」の歌 夜空見上げて 24時 疲れた体に 福山雅治

※  現代女性、OLの現状?リアルでリアルで楽しい!?歌です。このままキャッチコピーになりそう。新鮮でした。

 

 

⑧誰か知る 恋の炎と 秋枯れと 今月今夜の 月の涙を

※  「金色夜叉」寛一お宮の有名な一場面をモチーフにした歌。

月だけが見ていた・・・そんなことが世の中にはいろいろありそう・・・・。月の涙・・・・本当に泣いていたかもしれませんね。

炎と秋枯れ、対照的でインパクトがあります。

 

 

⑨謎めいた かおりがするわと 闇のなか 2人歩く道 月明かりはそこ!!

※最後がドキッとさせます。白日のもとにさらされるということもありますけど・・・・月明かりに浮かびあがる真実もまた怖いような・・・・

 

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⑩月明かり 私のほほの うす紅を やさしく照らし あなたに寄りそう

※幸せがずっと続きますように。歌を読んだ人まで幸せな気分にさせてくれます。

素直な人柄がにじみ出てますね。

 

 

⑪君の手を 赤く染めてる バラの蜜 素知らぬ顔の 碧く光る眼

※  ミステリー・・・事件の匂いがします!バラの蜜、いいな~。本当は血なんですよね?

碧く光る眼、月明かりは真実を照らしだす!妄想でストーリー展開できます。そういう意味では奥行きの深い歌?

 

 

⑫踊り娘の 蓮の指先 悩ましさ 君との運命 月は知ってる

 ※蓮の指先という表現が素敵です。運命までも月は知ってる・・・・そんな気にさせる踊り娘の舞が目に浮かびます。 

 

 

 

 

 

◆  全体を通しての感想 

「歌」の語源は「うったえる」だそうです。だんだん、みなさんの本性が出てきたかしら?ますます歌が面白くなってきました。

今回は「月」がテーマ

ある意味漠然としていて難しかったかもしれません。

それゆえ、着眼点の面白さが光ったかも。

思いを素直にうったえていくことが人の心を動かすんだな~ってことがあらためて感じられた歌会でした。

難しく考えることないんですよね。

ますます、本音バリバリ語り合えるような歌会になりそう。

今回も楽しませてもらいました。

ありがとうございます!

 

◆最後に、今回のBEST和歌の発表です!!

 

「瑠璃選BEST」

 ⑦「月」の歌 夜空見上げて 24時 疲れた体に 福山雅治

※参加者たちで投票したBEST和歌も、同じ⑦番が選ばれました。

 

 

☆    ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

 

◆  次回11月のテーマは「紅葉~もみじ~」です

紅葉は夜の冷え込みが厳しくて、日中との寒暖の差が大きければ大きいほど、その紅は、美しく、鮮やかさを増すそうです。

厳しさを乗り越えて、しかもそれを肥やしにすることができる、そんな紅葉のあっぱれさ、美しさ、そして落ちてゆく儚さ。

それぞれの感性のやりとり、楽しみにしてます☆

今回のテーマは「曼珠沙華」。

情熱的、かつあの世的な花の持つ不思議なイメージを、銘々歌に詠み込みました。

今回からは特に、「エア恋愛」な気分をつくることで、瑠璃流の"密かに想う人へのドキドキ感"や"かなわぬエロスの世界"を表現する試みもスタート。

参加者の方もそれぞれに妄想を楽しまれたようです。この気持ちこそ、美と若さの源!!

初めて参加された、フラワーアレンジをされている方は、「お花に色気がないと言われて、瑠璃さんと歌をつくってみることにした」そうですが、今回3首の歌を作られて、しかもその中のひとつは見事、「BEST和歌」に選ばれました。

 

では、まずは、瑠璃先生の歌からご紹介しましょう。

 

m9曼珠沙華 

真っ赤に染まる 

この肌は 

夢か現(うつつ)か 

天界の花 

 

 

マンジュシャゲ(曼珠沙華)は、「天上の花」という意味。おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から降ってくるという仏教の経典によるものです。 
※曼珠沙華・・・・彼岸花、花言葉は「悲しい思い出」

 

 

 

 

 

 

m12彼岸花 

あなた求めて 

駆け抜けた 

魂が今 

萌えいずる秋 

 

韓国では彼岸花のことを「相思華」といいます。これは彼岸花が花と葉が同時に出ることはないから「葉は花を想い、花は葉を想う」という意味だそうです。

花言葉は「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

m8彼岸花 

美しい人 

君のため 

生まれてきたと 

命を燃やす 

 

※花言葉は「悲しい思い出」「想うはあなたひとり」

 

 

次が今回の歌会で誕生した17首。hoshiマークが、瑠璃さんが選んだBEST作品です。

 

 

 

m3

 

 

 

赤い花 燃え尽き果てた 私の想ひ 色鮮やかに 天に舞い散る

※  燃え尽きて灰にならずに天に舞い散る花びらとなるところが素敵!新たな恋を見つけるのはそう先ではなさそう☆

 

hoshi火の花よ あの日二人で した花火 なかなか燃えず 顔寄せた夏

※  大人の恋を匂わせる「火の花」と「顔寄せた夏」という可愛すぎる表現の対比が印象的。

 

あの秋に 真っ赤に咲いた 彼岸花 白く咲いても 今も確かに

※  時が経ち形は変わっても変わらぬ愛、「今は確かに」力強い!素敵なラブレターですね。

 

m10

 

赤い花なら あぜの道 つんつん咲いた 曼珠沙華 月に響くは祖母の唄声

※  うさぎ追いしかの山・・・誰の心の中にもある心象風景、だからかな胸が熱くなります。

 

曼珠沙華 空に向こうる 稲光 忘れかけてた 心のかたち

※  閃光に映し出された「忘れかけてた心のかたち」いったい何が見えたのでしょう。燃え立つ曼珠沙華に重なったのかしら。

 

空の朱を 染める季節を あざ笑い 炎吸い取り 夏の終焉

※  彼岸花の赤は何かを吸い取って鮮やかなのね。あざ笑う死の花・・・妖艶な歌ですね。

 

m7

 

首を折り 行き先さがし 爪を噛む 立てた指先 そっと背中に

※  花の名前は出てこないけど、妖しい花の姿が重なる、魂が具現化した彼岸花が見えるようです。

 

終ったと 言いきかせてみる 曼珠沙華 私のこころは 夏の残り火

※  残り火が埋み火となり、少しづつ、少しづつ終わっていくのかな。言いきかせてもなかなか言うこと聞かない恋ごころ・・・ですね。

 

曼珠沙華 群がる蟻の一粒は 僕の姿か 君に恋した

※  高嶺の花に恋した自分が小さく小さく見える?でも恋する心は偉大な詩人ですね、素敵な歌です。

 

m5

 

赤と黒 スタンダールか曼珠沙華 花を見上げず 泣くカラス蛇

※「赤と黒」の(赤)は出世の手段、小説では軍人、(黒)は聖職者を表していると言われています。

スタンダールの小説「赤と黒」のストーリーと曼珠沙華、カラス蛇のイメージが見事にマッチ!下の句がとてもいい!

 

出ては消え 強く気ままに行く君は 孤高に開く あの花のよう

※  こちらも「彼岸花」という言葉は使っていませんが、花をよく見つめていないと出てこない歌。

「天啓の花」「死の花」と両極端なイメージのある花ですが、孤高に開く彼岸花にたとえられた"君"は只者ではありませんね。

 

天にます あなたの眠る墓守の 花と寝むらん 秋風の中

※  美しい歌ですね。生きてる時はいろいろあったわね、でも今となっては全て許され、昇華され、穏やかな時間が流れてる・・・・そんな感じがしました。

 

m2

 

曼珠沙華 死にゆく恋のたむけ花 過ぎ逝きてなお 燃ゆる紅

※  色あせぬ想い・・・・メールで始まりメールで終わるような時代に、こんな熱い恋は過ぎ逝きて"玉"ですね。輝いてます。

 

十六夜の 月に映え立つ曼珠沙華 赤いばかりが良い花じゃない

※下の句に強い主張があって素敵、「私はこう思うの、それが何か?」そんな歌をたくさん詠んで自分を確認していってください!

 

天界の しずくうるおせわが恋の からくれないに 燃ゆる心に

※  彼岸花の赤を、舶来の意味と色の美しさを強調するからくれない(唐紅)と表現したことで、エキゾチックな歌となってます。

からくれないに燃える想いを冷ますには天界のしずくという表現がぴったり!

 

m1

 

狐花 蜜色のあぜとけてゆく 幼き日々に 浮かぶ祖母の背

※  赤と金色・・・おばあさまとの思い出にふさわしい色なんですね。

自分史をさかのぼって・・・・遠い過去が夢か現かと浮かび上がってくるような懐かしく優しい歌、狐花としたことが効果を高めてます。

 

秋月夜 巡る想いは彼岸花 炎の赤は恋路十六夜

※  恋路十六夜・・・・十六夜の夜空の深い紺色を表す9月の誕生色。色のない歌が、彼岸花の赤と夜空の紺という美しい色に染まっています。

いざよい(ためらい)ながら進んでいくたよりない姿ではあるけれど、想いは燃えるように熱いんですね。秋の月夜がますます美しく感じます。

 

m4

 

 

 

全体を通しての感想 

本当に初心者?と思わずにいられない素敵な歌がこんなにたくさん生まれて正直毎回びっくりです。

己より遥かに賢き者たちを率いた男ここに眠る.と墓標に記したカーネギー。

私の好きな言葉。客観的に自分を見ていて、この言葉を自分に重ねることが多かったからだけど、この歌会でまたまたこの言葉が急浮上!

 

万葉集は天皇、貴族から下級官人、防人などさまざまな身分の人間が詠んだ歌を4,500首以上集めた最古の和歌集。

現代版「万葉集」を作ろう!という夢に近づいてきたきた!

"旬な気持ち"を"現代"を自由奔放に表現する、ルールのない歌(をつくってみる)会、これからがますます楽しみです。

 

 

【次回「飛鳥瑠璃の世界」のお知らせ】

日時:10月27日(土)12:00~

場所:田園都市線・藤が丘駅徒歩5分「カヲリの木」(変更になる場合がございます)

参加費:3000円

テーマ:月

お申し込みはこちらまで(お名前と携帯番号を添えて、歌会参加とお書きください)

info@pearlyterrace.com

まず最初は、瑠璃先生の歌3首からご紹介しましょう。

 

himawari-3太陽に 

焦がれてまわる 

花だから 

気が狂うまで 

 踊りつづける 

 

 

 

「ひまわりと言えばソフィア・ローレン主演の「ひまわり」が忘れられません。「いま、会いにゆきます」のひまわりも印象的でした。

花言葉・・・・あなた(だけ)を見つめています・希望」

 

 

 

 

 

himawari-11ありったけの 

夢とスマイル 

身につけて 

最高のヒーロー 

つかまえにいく 

 

 

 

「少女の時に見たひまわりと大人になって見たひまわり・・・・

底なしの明るさの向こうに見える悲しみ。本当は悲しみの似合う花なのかも。

 

※スマイル・・・「グッドスマイル」テーブルに飾れるくらい小さいひまわり、おうちの中にひまわり畑作れそうです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

himawari-7さながらに 

恋は盲目 

永久(とこしへ)に 

響きつづける 

ひまわりの歌 

 

 

「ひと夏の熱い恋が生まれる季節ですね!

なぜか夏の恋は秋風と共に消えてゆくことが多いけど・・・・

でも、永遠を誓った熱い恋は、夏が来るたび思い出されて、胸キュンです☆

「恋は盲目」それが素晴らしいわ!

「計算しちゃって・・・」先日そんなこと言ってた彼女・・・・

「永遠」なんて言葉が使えちゃうほど「盲目」だから永久(とわ)に響くんだけどな~

個人的には、未来は限りなく永遠に思えた時代は過ぎ去りました!

今度恋に落ちたら「駆け落ちしよう!」って言います、ぜったい!

 

※さながら・・・古語「すべて・すっかり」」

 

 

 

 

 

 

 

次は、今回の参加者さんたちの歌を、瑠璃先生の寸評と一緒にご紹介します。

 

 

 

himawari-5太陽の

日差しまぶしい

夏空に

輝くあなた

                                        ひまわりのよう

 

とても、素直でストレートで少女のような歌です。

太陽神アポロンに恋焦がれて、彼を見つめ続けた少女の化身が目に浮かぶようですね。

 

花と同調すると友達のような気がしてきます。自分(花)の歴史さえ物語ってくれるようです。

いつも、そのまま絵本が出来そうな歌を詠まれるのでほほえましい気持ちになります。

 

詠んだ歌がまとまったら絵本を作ったらどうかしら?

 

 

 

 

himawari-9陽もあびて

水も吸い取り

気も引かせ

出来た姿は

                                        黄金の羽

 

ひまわりは元気すぎて、自分が弱ってるときは癒されない花だったりしますが・・・・

 

「陽も水も気も・・・・」貪欲さを感じさせるこの歌は面白い!

黄金の強さと輝きは、全てを内包してるってこと!?

あらためて、黄金の花びら一枚一枚に注目させる、ひまわりのパワーを受け取れる歌。

 

見かけによらず、いつもSっぽい歌を詠むな~と感じるのは私の妄想???

これからの作品がますます楽しみ☆

 

 

【歌会感想】

歌を実際につくって感じることは瑠璃さんの発想力と手持ち言葉の豊富さ。

古典や神話にはじまり童話やエッセーに至るまでの知識の集積が、自在に言葉を操る原動力になっているようです。

何でもそうですが、肩の力を抜いて簡単にできるようになるためには、それなりの努力の蓄積が必要ということですね。

 

今回は、第1回目から参加されている古川麻希さんに、これまでの歌会の感想を聞いてみました。

rurimaki

 

実は、友人から「短歌をつくるイベントに行ってみない」と誘われたときは、正直、えー、何でまた短歌?という感じでした。

これまで自分でつくったこともないし、短歌にふれたのは高校の授業くらいのものでしたから・・・。

でも、いちばん最初の会で自分の「桜」のイメージを言ったら、先生に「人とは違う発想をする。そこを生かしたら面白い歌ができる」とアドバイスされ、自分の気持ちに忠実に言葉を選ぶようにしていくうちに、この世界にはまりました。

短歌をつくっていく過程で、自分でも知らなかった"自分"に気づくんですね。そこが面白いんです。

実生活でも、新しい自分を意識して、ちょっとテリトリーが広がりました。

(古川さん・右と、瑠璃先生)

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

次回 『飛鳥瑠璃の世界・落花流水太茫々』 は、

9月1日(土)13:00~

田園都市線「藤が丘駅」徒歩6分 「カヲリの木」で開催されます。

今回は、ガーデンカフェで実際にお花を見ながら、その気分を歌にするという趣向でしたが、

あいにくその日から関東地方も梅雨入り・・・。
お庭を鑑賞しながら、はできませんでしたが、参加者の方それぞれ和歌つくりを楽しまれたようでした。

今回のテーマはバラ。
最初に、「バラ」と聞いたときに、どういうバラを思い浮かべるか、瑠璃さんから尋ねられます。
ある方は、赤い大輪のバラ。 ある方は、青いバラ。変わったところでは、ドライフラワーのバラなど、人それぞれ。
まずは、その印象をふくらませて作りはじめました。
 

rose-no1.jpg

染まらずに
凛と咲いてる
君だけど
君を守りし
棘があるから
(バラの美しい孤高の姿を守っているのは、棘なんだよ。
それをバラの花は知っているのかな)
 

美しいものには棘がある。
それは簡単に触れさせないプライドなのか、触れられたら崩れ落ちそうな弱さを隠すためなのか。
強気の「守りし」に反対側の心も見えたりして複雑な女ごころを感じさせてもらえる歌です、素敵!瑠璃

 

rose-no2.jpg

バラのトゲ
つまんでとって
鼻にのせ
サイだと言った
君が愛しい
(子どもの頃そうやって遊んだ自分。また、同じような
仕草をした自分の子どもたち。どちらをも愛しく思う気持ち)
 

単純に可愛い!「薔薇がテーマ」となると「薔薇の花」でと思いがちだけど、「トゲ」が主人公。
映像が目に浮かびます。忘れかけていた大切な子供の心がよみがえりました。
歌を作ることで、埋もれていた「気持ち」たくさん思い出して欲しいです!瑠璃

 

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碧い薔薇
あなたのように
清らかに
気高く咲いて
美しく散る
(大好きな青い薔薇と、まだ見ぬ相手を重ねた初々しい気持ち)

 

気高く、甘く、激しく、切なく、そして究極清らかに・・・・「ベルばら」を思い出しました!
「あおい」音で聞くとひとつですが、「青い」「蒼い」「碧い」字が違うと、受け取る感じも違います。
昔?安全地帯の「碧い瞳のエリス」という歌がありましたが、エリスといえば森鴎外の「舞姫」。
日本人留学生との間に子供を身ごもり、捨てられ発狂したエリス。
エリスという名前は悲劇的な雰囲気を持っています・・・・
そこまで連想ゲームができるとこの歌とてもドラマティックです☆瑠璃

 

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赤と白
ひとつに交わり
艶やかに
永遠の愛
生きる喜び
(赤と白の対比を、男女に見立てた、艶っぽい表現。清純なエロスを感じさせる世界)

 

「薔薇」という言葉は出てきませんが、赤と白が混わることでブライダルピンクの薔薇をイメージした初々しい作品☆
永遠の愛を誓った日は遠すぎて忘れかけていましたが・・・・確かにあの時艶やかでした!?
薔薇という言葉は使わなくても「永遠の愛」で十分イメージできます。
永遠の愛に一番ふさわしい花ですものね。生きる喜びか~ こちらまでフレッシュな気持ちになりました!瑠璃

 

rose-no5.jpg

吊るされて
晒され置かれ
乾かされ
確かな深紅
香り静かに
(ドライフラワーにするまでの過程を、人生の経験に重ね合わせ、
それを経てこそ深みを増した色と香りを得ることができるというメッセージ)
 

個人的には非常に好きな歌です!
SMかと思ってドキッとしましたよ(誤解のないように付け加えておくと・・・・SMの趣味はありません)。
ドライフラワーからのイメージだと思いますが、このようにどんなふうにでも読める歌が好き。
深紅を辛苦に変えたいくらい!?(変体じゃないですよ)。
ドライになれば香りはなくなるはずだけど、まさしく香りを聞くという感じでしょうか。今後の作品を楽しみにしてます。瑠璃

 

rose-no6.jpg

ばら、バラ、薔薇
自由な時や
永遠が
姿変えれば
〇〇になるかな
(どの字で書くかでバラのイメージは変わるものだ。
人も同じように選んだ道を歩んで変わっていくものだ)



こちらも「瑠璃のルールのない歌会」ならではの作品。
「○○になるかな」姿変えたら何になるかは読み手に委ねちゃうのは最強の技。
だって読み手が才能豊かだったら凄い歌になっちゃうんだから。
でも、こんな広がりがあると、いつまでたっても色あせない、楽しい歌です!瑠璃

 

rose-no7.jpg

一瞬で
心奪われ
求めても
手の届かない
美しいバラ
(美しいバラを見つけて手に入れたいと思っても、高値の花であることもある)

 

切なくて大好き。簡単に手を出せない?高嶺の花を例えるにはバラは最強ですよね。
手を伸ばせば触れられるくらい近くにいるのに、決して触れない・・・・
その距離感が甘美で、孤高の愛って感じでバラのイメージにピッタリです。
歌を詠むなら、カジュアルな恋愛より、高嶺の花のほうが妄想しがいがあります!? 瑠璃

 

《全体をとおして》

案ずるより産むが易し!初心者とは思えないくらい素敵な作品ばかりです。
「意外にできる!」とみなさん思われたのではないでしょうか。

「・・・・(中略)書くことは自分をみつめ、自分を発見すること。
それと同時に、自分の周囲をも、みつめ、発見することにもつながる。
・・・・(中略)みつめ、発見するということは、やがて、やさしさを汲みあげるということにもなるのだ。
書くということは、こころのやわらかさにもつながる、こころのやわらかさ。
それは頭のやわらかさ。老化しないということにもなる。」~清川 妙~

歌作りは究極のアンチエイジングかも!月一度、心と頭をブラッシュアップ!「歌をつくってみる会」へいらっしゃいませんか。

お待ちしています!
瑠璃

 

(第2回飛鳥瑠璃さんの短歌会を終えて)
今回はテーマがバラということで、同じような歌が多くなるかと思ったが、
人によってバラのとらえ方にもかなり差があることがわかった。
ロマンチックなイメージをそのまま歌にするのか。
あるいは、何かに重ねて比喩的に使うのかで、歌の印象は大きく変わった。
その"バラの料理の仕方"こそ、つくる人のアイデンティなので、
歌からその人となりがわかるのが面白かった。

※次回の「飛鳥瑠璃の世界・・・落花流水太茫々」は、7月14日(土)を予定しています。
テーマは「ひまわり」です。

飛鳥瑠璃の世界 落花流水太茫々

 

 
tanka01.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ルールのない歌会」のキャッチフレーズどおり、この短歌セミナーでは、むずかしい決め事は一切なし。
 
瑠璃さんの、"ありえない"ような短歌との出会い、そして、その後の短歌とのかかわりをお話するところから、会はスタート。
超男前な瑠璃先生の性格も手伝って、場は一気に和みモードに。
 
 
最初は、今回のテーマ「桜」をイメージする言葉を、みんなであげていき黒板に書きだしました。
頭の中に浮かんだ言葉を、実際の文字にして視覚でとらえ直すと、イメージはさらにふくらんでいきます。
そのあと、銘々作歌にはいりました。
 
 
 
作歌するうえでの、先生からのアドバイスは以下のとおり。
①いいたいことをはっきり言わない。ストレートに言いすぎると、味気ない。
②横文字(カタカナ)を入れてみると新鮮に。
③ほかの言葉で、表現できないか考えてみる。
 
 
では、ここで、瑠璃さんのこれまでに作った歌の中で、桜を使ったものをいくつかご紹介しましょう。
 
 
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花暦(はなごよみ)
すべて忘れて
青空に
ピンクふくらむ
私も解禁
 
 
 
(ピンクと解禁の2文字が、パッと目に入ってきます。青空いっぱいに広がった桜と、
春になってやや危うげなほどに開放的になっている私。解禁の先には何があるのか、それは、読む人によってかなり違ってくるのでは・・・)
 
 
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ぼんやりと
桜の轍(わだち)
見送って
あなたを思う
強くなりたい
 
 
 
(解説によると、轍には「過ぎ去った過去の跡」という意味があるそうです。「あれから何年もたったのに、桜を見上げる私の気持ちは変わらない・・・桜は知っているのかな・・・・頑張らなくちゃ」。瑠璃さんの歌の中では、かなりおとなしめ。パーリィ世代の女性たちにとって、ン十年も昔のときめきを思いださせる懐かしさあふれる清純歌)
 
 
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愛しくて
息が出来ない
バックミラーに
夢宵桜
にほふがごとく
 
 
(「運転する彼の横顔を、こんなにドキドキする気持ちで盗み見したことあったはず・・・」。これも、遠い日の思い出の1ページに記憶している方、多いのでは・・・。もちろん、現在でも経験中・・・の方も・・・いらっしゃるでしょう、が)
 
 
 
 
さて、次は、セミナー参加者さんたちの歌です。
 
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あの頃は
陽ざしあたたか
今はもう
春風を待ち
刹那に散りゆく
 
 
 
(こちらは、まだ30代の方の歌。別れた恋人と一緒に見た桜。一方、散りゆく桜を見ている今。新しい恋をあたたかな春風を待つような気持ちで描いているのが初初しいですね)
 
 
tanka06.jpg
花衣
薄紅色と
青空の
宴狂わす
きっとあの桜
 
 
 
(瑠璃さんの解説によると、花衣とは、昔お花見で竿に女の人の衣を通し、宴の席でパーテーションのようにしていたものだそう。青空に咲く満開の桜のもとで、お酒が入ったのか、ハメをはずし衣を脱ぎ、あでやかに狂乱する女。作歌された方は、とてもこういう"踏み外し"をイメージするようには見えない方。歌はつくってみると、自分でも気が付かない自分が見えてくる・・・その典型例でしょうか)
 
 
tanka07.jpg
運命は
千年前の
あの桜
二人の余白
塗りこむために
 
 
 
(こちらは瑠璃さんの1首。樹齢千年の桜を前に、出会ったことを運命と思う若い二人が、自分たちもこのように歴史を重ねていきたいと思う。運命とか余白という言葉が、歌のスケールを大きくしているようですね。ここが、初心者とは違うところ・・・?)
 
 
 
 
【歌会を終えて・・・参加者感想】
・言葉って面白いな、と思った。短歌なんか自分に作れるのか、最初は心配だったけど、みんなで言葉探しをしていくうちに、なんか閃くものがあった。
・自分でも意外な方向にいったと思う。歌を作ることは、ある意味、自分を見つめることだと感じた。
・歌をつくると、自分をさらけ出さざるをえない。自分発見に役立つかも。
 
 
【瑠璃先生から】
最近、これまでに作った短歌を整理してみました。読み返すと、そのときの気持ちや状況がつぶさに思いだされ、読んでいて胸がいっぱいになることがたびたび。日記は、あまりに具体的すぎるので、人に読まれると困るときもありますが、和歌にしておけば、自分だけがその時の気持ちを思いだすことができます。作って読んで2度楽しめる短歌日記がおすすめです。
今回のように、短い時間の中で歌を作るというのは、私自身も初めて。でも、時間を区切って歌作りに集中するのは、何時間も何日も推敲するのとは、また違ったよさがあるように思いました。私も初心に帰るつもりで、この和歌作り講座をやっていきたいと思います。
 
「飛鳥瑠璃の世界・・・落花流水太茫々」・・・・次回は5月末に予定しています。
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