「ラファエルアート」のことを、知っている方はあまりいないのではないでしょうか。
名前からすると、大天使ラファエルを想像し、天使に関係したアートなのかな・・・?と思われる方も多いと思います。
誤解のないように、最初に言っておくと、基本的に天使とは関係なし。
「ラファエルアート」とは、香川かづあきさんというクリエイターの方が創始された、ごく新しい分野のペーパークラフトの名前なのです。
では、次に知りたくなるのが、「いったいそれはどんなクラフトなの?」という点。
そこで今回は、ラファエルアートを使って「天使の羽」をつくるという、東真貴さんのサロンをレポートしてみました。
まず、初めに参加者の方たちに、「天使の羽」のキットが配られます。
じつは「天使の羽」は、ラファエルアートの中でも、ごく初歩のコースなのだそうです。
それを聞いて安堵していたのもつかの間、キットを出してみて、その細かさに唖然!!
すぐに「できるかなあ・・・」という不安が・・・。
というのは、このラファエルアートはとにかく繊細、そして、ちょっとだけ手先の器用さが必要とされるクラフトなのです。


(カラーバリエは、ピンク、グリーン、イエロー)
では、「天使の羽」作成の手順を、ご紹介していきますね。
①まず、すべてのキットを袋から出し、どのキットが羽のどの部分で使われるかを並べてみます。
これを、きちんとやっておかないと、後の混乱を招くハメに。あせらず、じっくり。
今回の「天使の羽」は、カードとして送ることもできるし、額に入れて飾っておくこともできるタイプ。
台紙には、細長いペーパーキットを乗せて貼っていく、羽のラインが描かれています。
(全部が入っているキット)
②次に、いよいよキット制作に入ります。
と言っても、今回は初歩コースなので、キットははじめからそのサイズにカットされています。
なので、ラファエルアート用の棒を使って、細長いペーパーキットをくるくると丸めていくだけ。
ところが、これが、見ているのとやってみるのとでは大違い。
ちょっと油断すると、丸まりすぎて、台紙の天使の羽のラインに合わなくなってしまうのです。
そういうときは、また棒を使って伸ばし・・・そうやって、きれいな天使の羽のアーチをつくっていきます。
ここで面白いのが、つくる人によって、微妙にカーブが違ってくこと。
ふだんシャンシャーンと男前な人は、なぜか先のとんがったシャープな羽に、物腰の柔らかい方の羽は、ふんわり優しいライン・・・と、なぜか、そのパーソナリティが反映されるようです。

(こんなふうに棒に巻いてシェイプさせます)
③ひとつのキットをその形にシェイプさせたら、今度はそれを台紙に貼り付けていきます。
この貼り付け作業は、出来栄えを左右する重要ポイント。
なにしろ、ペーパーを立てて、側面を貼るのですから、ボンドをつけるには楊枝が必要。
それも、はみ出すと醜いので、少しづつ少しづつ・・・。ここは粘り強さが肝心です。

(ピンセットで紙を立てて貼ります)

(定規を使って、角をきちんと合わせます)
④最後に、羽の真ん中に、パールをボンドで接着。これで完了です。

(出来上がり。付属のスタンドに立てて)
最後に、ラファエルアートのことを、もう少し詳しくご紹介しておきましょう。
ラファエルアートは、ペーパークリエイターの香川かづあき氏が、2000年に発案したもので、イラストのラインの上に、5㎜幅の紙の帯を立てて接着するアート技法。紙のしなやかな曲線とシャープなエッジの組み合わせが作り出す独特の立体感が、光と影を楽しむアートとして人気を集めています。
上級になると、様々な表現ができるようになり、まさにアートの世界。ディスプレイ作家として活躍されている方もいらっしゃるようです。
☆東真貴さんの「ラファエルアート」レッスンは、下記をご覧ください。
http://ameblo.jp/maki-higashi/

(天使のような東真貴さん )
| 所要時間 |
10:30~13:00 (終了後ランチ&交流会) |
| 参加費 |
カードタイプ 3045円 額タイプ 4725円 |
| 人数 | 8名 |
