(ハーブティを楽しむMEIさん/右と、佐藤さん)
佐藤: みなさん、聞くと驚かれるんですが、ハーブの歴史って何千年にもなるんですよ。それだけ長い間、人の暮らしにかかわってきたということなんです。最近では、化学的・医学的にも効能が照明されているんですよ。
MEI: 知りませんでした。長い歴史があるんですね。では、お薬としても、使えるということですか。
佐藤: 病気を治すお薬ではなく、予防や不調をやわらげるサポート役としてとらえてください。穏やかに作用するので、飲んですぐに急激な変化があるというものではありません。でも、好きな香りに包まれたときは誰でもホッとするもので、そんなときはリラックス効果で心地よい気分にしてくれます。
MEI: では、ハーブティの効能は、香りにあるのでしょうか?
佐藤: 飲むことによる薬理効果もありますが、やはり香りとして嗅覚から大脳へ入り、自立神経やホルモンの分泌をコントロールする視床下部を刺激することが大きいですね。これがアロマテラピー効果なんです。
MEI: そうですね。ハーブティは、やはり香りで選びますね。でも、せっかくそれぞれに効能があるんだから、どんな症状のときに、何を飲めばいいかを知っておきたいですね。
佐藤: MEIさんは、どんなところを改善したいですか。
MEI: これからの季節は、やはり風邪をひかないように・・・私、すぐ喉にくるんです。それと、寝覚めがよくないのが悩みです。あとは、美肌!ですね。
佐藤: では、MEIさんのオリジナル・ハーブティをつくってみましょう。まず、喉にいい「マロウ」をベースにして、次は脳を活性化する「ローズマリー」を、そして最後に美肌効果のある「ローズ」「エリカ」「ルイボス」を加えるといいと思います。

MEI: わあ、だんだんきれいな青になってきた!
佐藤: これは、マロウのブルーなんです。きれいでしょ。入れてすぐに、きれいな色が出ます。その後は、だんだん色は消えていきます。
MEI: 香りと色で楽しめるんですね。まさに、癒しのお茶!
佐藤: ハーブを楽しむ方法は、お茶だけではないんですよ。たとえば、夏なら、冷たい緑茶にペパーミントを入れるとスパイシーな味になるし、逆に冬なら、ミルクとはちみつにカモミールをプラスすると、リラックス効果が高まりますよ。
MEI: わあ、いいですね。これからは、もっともっと生活にハーブを取り入れてみたいです。
佐藤: では、MEIさんのためにブレンドしたハーブをお土産に持っていってください。

(お土産ににっこりするMEIさん)
下は佐藤さんにお聞きした、主なハーブの効能です。
(美肌・アンチエイジング) ローズヒップ・ローズ・ハイビスカス・ルイボス・エルダーフラワー
(リンパの流れ) エキナセア・マリーゴールド・ジュニパーベリー 
(ダイエット) フェンネル・リンデン・レモングラス
(リラックス) ラベンダー・レモンバーム
(婦人科系) ジャーマンカモマイル・ローズ・マリーゴールド
(右・ハーブをブレンドする佐藤さん)
佐藤千鶴子/日本ハーブセラピスト協会認定インストラクター ハーブティサロンRosemary主宰
香りが好き・・お洒落な雰囲気が好き・・・ハーブティが好きな理由は、人それぞれ。でも、本当にハーブティのことを理解して飲んでいる人は少ないのではないでしょうか。