Quick Silver!  「リップメイクは年齢メイク」

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ワタクシ事で大変恐縮ですが、先日免許の更新に行ってまいりました。

運転免許をお持ちでない方にはわからない話でさらに恐縮ですが、免許の更新といえば、「憂鬱」。

憂鬱のクライマックスは、写真撮影。

運転免許証の写真が超気に入っている!という人、少ないんじゃないでしょうか。顔のアラのすべてを照らしだそうという、非情なライティングに、「少しでもマシに撮ってあげましょう」という気持ちが微塵もないカメラマン(というか、職員さん)…。

今回も、あまりの写りっぷりに打ちのめされて帰ってまいりました。

 

ですがこれ、数年ごとに証明写真を撮る、いい機会ともいえますね。

免許証を捨てずにとっておけば、自分の顔がどのように変化したか、客観的に見ることができます。

私も今、デスクの中を掘り返したら過去の運転免許証が5枚も発掘されました。一番古いのは、なんと24年前のもの。わ、若い…。

その後、「この時期何があったんだ!」という謎の超絶老け込み期を経て、ここ数年順調に年を重ねているわけですが、こうして並べて見ると、「顔の経年劣化とは何か」がよくわかりますね。

人は年をとると顔がどのように変化すると思いますか?

シワでしょうか。いえいえ、シワは大した変化ではありません。

たるみ。確かにたるみますが、並べてみると「たるんだわね」という印象にはならないのです。

 

では、どう変わるのか。

「顔が長くなる」

 

これです。人は、年を取るごとに顔が長くなっていくのです。

その原因は、お察しの通り「たるみ」。顔全体が下垂した結果です。

特に「目から口元」。この距離が長くなっていきます。

だとすると、「顔が長く見えるメイクは、老けて見える」ということです。

と、するとですよ。

「若く見せたい」と思うなら、「目から口元の距離」が短く見えるような錯覚メイクをするのが効果的、ではないでしょうか。

 

たとえば、大昔に「強めの斜めライン」なチークのいれ方が流行っていましたね。あれ、斜めのラインが縦長を強調するため、かなりの老けメイク、です。

         

顔の縦ラインを強調するのはチークのいれ方だけではありません。

「濃いめのリップメイク」も、同じ効果があると思うのです。

濃いピンクやローズ、そして赤のリップは、視線を唇に集めます。すると、顔の下半分がやけに強調されてしまうのです。

と、いうことは…そう、顔を長く見せてしまうのですね。

と、いうことは…なんということでしょう。老けて見せてしまうのです。

真っ赤な口紅をキュッと引くことで、顔が華やかに、ハツラツと若々しく見える方もいらっしゃいます。あと10年ちょっと経ったら、そんな先輩になりたいと思います。

 

でも、まだそれにはちょっと早い。そんな40代、50代は派手目のリップは鬼門です。だって、顔が長く、老けて見えてしまうんですもの。

グロスでやたらと唇を光らせるのも、同じ意味でNGメイク。

とにかく、視線を口元に集めないほうが、40代50代はよさそうです。

かといって、ひと昔前に流行ったヌーディなベージュや、ちょっと前流行っていた白っぽいピンクも、やめたほうが無難。あの手の色は、肌の色艶がよい若い世代のもの。トーンが落ちた世代がつけると、ちょっと病んだ感じになってしまいます。

じゃあ、どんな色がいいの!

という話になりますと、「コーラル系のピンク」とか「ピンクベージュ」とか、いろいろな説があります。

でもね、口紅ってやっぱりつけてみるしかない、と思うのです。

雑誌で見て、人がつけているのを見て、きれいな色!と思っても、自分の唇に乗せるとなんか違う、ってこと、よくありますよね。

土台となる唇の色と口紅の色が合わさるとまったく別の色になってしまうのは、よくあること。

口紅を買うときは、

・  自分の唇の色との相性

・  肌の色との相性

・  目の色や髪の色との相性

…などなど、チェックするところはたくさんです。

なんとしても自分に似合う色を選びたい!

そんなときにオススメの方法があります。

ちょっと勇気がいるかもしれないけど、この方法なら絶対間違いありません。

その方法は…

・  まず、化粧品カウンターにいって、いくつか試して気に入った色を見つける。

・  その色をきちんと唇に塗る。

うん? 単にしっかり試しましょうってこと? そう思いました?

まだまだ続きがありますよー。

・  完璧に唇をメイクしたら、その場を離れる。

・  そのまま店内を歩き回り、鏡に映る自分を「ふと」見る。

そうそう、素の状態で、新しい色の口紅をつけた自分を「ふと」見るのです。

このとき、自分にあっていない色をつけていると「うっそー!」というほど口紅が浮いて見えます。

でも、自分にあった色なら、鏡に映った自分を「あら、いいじゃない」と思えるのです。

そうしたら、化粧品カウンターに戻り、その色を買うのです。

化粧品カウンターの鏡で自分を見るとき、無意識のうちに唇しか見ていない状態になります。そうなると、自分の肌色との相性や目や髪との相性、また自分の雰囲気にあっているかどうかが、意外とわからなくなっているのです。

だから、あえてカウンターを離れ、できれば新しい口紅のことを忘れ、鏡を「ふと」見る。この方法なら、ある程度客観的に自分に合っているかどうかを判断できます。

新しい口紅を買っても、何かピンとこない…ということが多い方、ぜひ一度この方法をお試しくださいね。

さんざん試したあげくカウンターを離れるなんて!と思う方。

こんなサイトを見つけました。自分に似合う色が見つかる

「口紅色診断」。ぜひお試しを!

http://www.maybelline.co.jp/makeup/lips_counseling/

 

 

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Author- Yasuko s Hotta (ほった・やすこ)

Yasuko s Hotta (ほった・やすこ)
Yasuko s Hotta(ほった・やすこ):ライター。主に書籍、美容の記事を執筆

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